なにを

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 昨日の夢は一体相手が誰なのか、そして時代がいつなのか、わからないのだけれど、なんだか広くて家具がほとんど無い、そんなフラットに暮らしていて、今日から一緒に住み始めたという状態だった。

 その場所は会社からどうやら近くて、いつも同僚が好きにやってきては泊まったりしていたらしい。しかし、今日からは俺たちふたりの生活になるから、もう泊まったりしないでねとみんなにいっている。そして、ふたりでゴロゴロとくっついている。それがとても気持ちが良い。とても爽やかで居心地が良い。まるで大きく開いた窓から薫風といっても良い風が入ってきて、半分かかっていたレースのカーテンがまるで映画のようにふわぁ〜ッと広がる様な気持ちの良さだ。

 これはなにを意味しているんだろう。よくわからないけれど、とにかく抱き合って、ゴロゴロするのが気持ち良い。口づけが爽やかに気持ち良い。

 会社に近いといっているのに、どんな会社でどんな仕事をしているのかわからないけれど、どうも仕事でも人の面倒を見る仕事のようだ。それでも事務職だとか、経理職だとかって括りではなくて、なんだか人の世話をしているような仕事らしい。そして彼女はとても人に好かれているらしい。だから、やたらと人が近寄ってくるし、それに対してとても愛想が良いものだから、段々独り占めにしたい気持ちが芽生えてきてしまっているようだ。独り占めにして常に抱えていたい。いや、抱えられていたいのかなぁ。

 それがごろごろが気持ち良い、ということに繋がっているのかも知れない。

 そしてその上、とても良い香りがしているんだなぁ。まるでシャングリ・ラ・ホテルのロビーへ入ったときのようだ。あのロビーはどうしてあんなに良い香りに満たされているんだろうか。

 そんな夢を見た今日は夜半を過ぎても眠れない、というか、寝るのが勿体ないような気分がしていて、何かを書かないわけに行かなくなってしまっている。